HISTORY
of 千總
革新の歴史が支える老舗『千總』
『千總』の創業は弘治元年(1555年)。今から450余年以上も前。
西村家が京都の三条烏丸で始めた織物業が、
時代を経て歴史と伝統に裏打ちされた現在の千總へと発展してまいりました。
江戸時代、それまでの「糊防染」という染色技術に、扇絵師として名高い宮崎友禅斎が斬新な図柄を応用。
そこから「友禅染」がはじまったと伝えられています。
元禄16年には友禅染が大流行。当時の千總は御所や宮家の御用、門跡家の法衣、
友禅小袖などを手がけていました。そして明治17年に青山御所、翌8年には吹上御所の
内部装飾の御用命を受けるまでになりました。
その後、世界各国の万国博覧会で次々と賞牌を獲得。第二次世界大戦中も
「技術保存資格者」として友禅の製造、販売を許可されました。また、昭和33年の皇太子殿下御成婚に際し、美智子妃殿下のご調度品をはじめ、各宮家のご調度品の御用命を賜っています。創業以来の変わらぬ信用と品質の高さで、千總は時代の中で生きる友禅を目指し、創り続けています。
伝統に甘んじる事なく、伝統を礎に常に新しい価値観を創造していく千總。
それは消費の高級化や本物志向が強まる時代の中で、お客様の信頼をますます深めています。
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